2年9ヶ月お世話になったプロジェクトを離任しました

ちょっと時間が経ってしまいましたが、2010年7月から参画させていただいていたプロジェクトを、2013年3月末をもって離任(退室)いたしました!
個人的には、このプロジェクトでかなり色々な刺激を受けましたので、退職エントリならぬ退室エントリを書いておこうと思います。

2010年7月〜(不安と期待)

このプロジェクトへの参画が決まったのが同年6月の最終週に突然上司に言われたことを覚えています。ちなみに東京の案件です。
そのときは大阪の自社でお勉強していたので、そこから東京のウィークリーマンションを探して、出張申請書いて、荷物を詰め詰めして、ドタバタで東京に行ったことが懐かしいです。
本来は、プロジェクトに参画するにあたり、間に入っている某会社さん(以後、M社とします)の「面接」を受けなければいけないのですが、昔M社さんと一緒に似たような案件をやったことがあったということと、もう一人一緒に参画した社員の方の推薦もあり、「面接」を受けることなく、このプロジェクトに参画することが出来ました。
この人(仮にNさんとします)には本当に感謝しています。今では周りから、私のNさんに対する「当たりが強い!」と言われるほど、恩を仇で返している感は否めませんが、この件については(も)本当に感謝しています。

参画してからは、これまで経験してこなかった共通部品の設計・実装を行ってきました。
ここでは、時を同じくして参画したM社の方(仮にKさんとします)や、Tさん、Mさんにとても色々教えていただきました。
当たり前なのかもしれませんが、「メソッド名の付け方」や「引数の順番」、「テストの重要さ」など、これまで全く意識してこなかった部分について、他の会社であるにも関わらず優しく教えていただきました。
また、これは私の個人的な意見ですが、M社の方々にはとても可愛がってもらった印象があります。仕事の合間でも気を使って雑談をして下さったり、Kさんには結婚式の二次会にも呼んでいただきました。正直、かなり嬉しかったです!お陰でたくさん泣きましたww自分の事のように(ToT )wwww

2011年4月〜(アジャイルスクラムと私)

ここからは、新たに開発するフロントシステムの開発メンバとして参画させていただきました。
ここでは、『チーム』として、Scrum を使った開発を初めて経験させてもらいました。正直、私はかなり扱い辛い人間だったと思います。若いくせに偉そうだし、態度はデカイし、髭は濃いしで、チームのメンバの方にはとてもご迷惑をお掛けしたと思っております。この場を借りてお詫び致しますm(_ _)m
この開発は今もなお続いているのですが、2012年7月をもって一次リリースは終わりました。この一次リリースのタイミングで殆どのメンバとは解散してしまいました。
個人的には一次リリース後に「アジャイルラクティス」や「アジャイルサムライ」などを読んでいると、あぁ〜チームのみんなに迷惑を掛けたなぁ〜と、本当に反省します。
別に過去の WF の案件で大成功を収めたわけでもないのに、アジャイルというものにとても懐疑的だったのを反省します。

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

私はこれまで、あるシステムの途中から開発に参画したことはあっても、一から参画したことはありませんでした。
今回、このシステムでは、最初のイテレーションから開発に参画させていただくことが出来たのは本当に良い経験になりました。

また、開発当初は、進め方など分からない点が多々あったのですが、Nさんや、Hさんにはとてもお世話になりました。
特にHさんとは同じ兎年ということもあり、公私共に仲良くさせて頂きました。本当に感謝です。(今日も荷物ありがとうございました >_<)

2012年8月〜(ドキュメントのジレンマ)

で、本当は、2012年7月で大阪に帰阪するつもりだったのですが、諸般の都合により、やっぱり東京に残る!と決めたので、同システムの二次開発以降もお手伝いさせていただくことになりました。
一次開発の時には、主に実装がメインだったのですが、二次開発以降は、M社さんにお願いして、分析(いわゆる詳細設計)もやらせていただくことが出来ました。
これまたあまり詳細設計などはしてこなかったので、とても良い経験にもなりました。モンスターカスタマーへの対応なども経験できたので、(今となっては)良い経験が出来たと思いますww
もう一人のTさんにも大変お世話になりました。詳細設計の経験が殆ど無い私に、このような機会を与えて下ったのは本当に感謝しています。

そして離任

もろもろの個人的な事情があり、かなり急ではありましたが、2013年3月をもって長かったこのプロジェクトを離任(退室)しました。
離任に際し、Tさんには本当にご迷惑をお掛けしました。超個人的な事情にも関わらず、もろもろ調整してくださったのは忘れません。
自分の毛で布は織りませんが、何かしらで恩返ししたいと思ってます!いつか!必ず!!

最後に

とま〜ぐだぐだと書いてしまいましたが、一番言いたかったのは皆さんに「感謝」です。
こんな偉そうで太太しい若輩者とこんなにも長い間面倒を見てくださった皆さんに本当に「感謝」しています。
このプロジェクトに入って、皆さんと出会って、一緒に仕事をして、本当に良い経験が出来たと思っております。この経験がなければ、恐らく東京に出てくるなんてことは無かったと思います。大袈裟ではなく本当にこの経験は自分のターニングポイントになったと感じています。

私にとって、この2年9ヶ月は、本当に楽しかったです。最後は簡単な挨拶しか出来ませんでしたが、この場を借りてお礼申し上げます。

「ありがとうございましたぃッ」

また是非飲みに行きましょう。今度また皆さんと会う時には、この現場で培った技術や姿勢をちゃんと活かして、「成長したね」と言われるよう、これまで以上に精進して参ります!!
本当にありがとうございました\(^o^)/